こんにちは！なかむら詩子Voice Training Room、トレーナーのなかむら詩子です。

私は、発声器官の自然の法則に従って｢よい｣声を育てる（ボイストレーニングで声の土台を築く）ことで、人々の「こんなふうに表現したい」という想いを実現し、地球を魂から表現している人でいっぱいにしたい！と思っています。

実は、私たちの発声器官はもともと｢よい｣声で歌い、健全な声で表現する機能が最初から備わっています。人類は最初からそういうふうに作られているー歌うことは人間の属性（※1）とも言えるでしょう。

歌うことは人間の属性―このように提唱するのは、発声研究者であるフレデリック・フースラーです。当教室では、フースラーの研究により生まれた「フースラー・メソード」を使ってボイストレーニングをします。

私たちの発声器官はもともと｢よい｣声で歌い、健全な声で表現する機能が最初から備わっていたと考えると、人類とは本来「よい声が出ることがあたり前」なのですね。

ボイストレーニングとは、私たちにもともと備わっていた｢よい｣声を出す力を呼び起こす訓練のことなのです。

自然が自然であることが最大の癒しとパワーを発揮するように、私たちの声も本来の「よい声が出ることがあたり前」の状態―”ありのまま”であれば、人々を勇気づけ、元気づけ、癒し、魂を鼓舞するパワーを自ずと発揮することができると私は考えます。

”ありのまま”とは、発声器官を自然が意図した状態へと戻した解放された”健全な声”です。

これはフースラー自身も書き残していますが、「多かれ少なかれ、情熱をこめて、ある楽器で音楽を奏する」ことがありのままではないですよ、ということです。（※2）

感情を込めて自由に歌えば”ありのまま”なのかといえばそうではなく、発声器官を自然が意図した状態へと戻した解放された”健全な声”で歌うから、本当のありのままの声となれるわけです。

私はここを目指しています。